イラン軍統合参謀本部議長が、シリアの作戦地域を視察（動画）

3月 19, 2019 20:20 Asia/Tokyo

イラン軍のバーゲリー統合参謀本部議長が、シリアの作戦地帯を視察し、シリアの戦闘員やイランの軍事顧問と会談しました。

IRIB通信が１９日火曜、報じたところによりますと、バーゲリー議長はシリア東部への視察において、アメリカや反動的なアラブ諸国の支援を受けたテロ組織ISISに占領されている最後の地域の掃討に向けた、シリアの政府軍や義勇軍の作戦方式を検討しました。

また、ISIS軍の拠点から２００メートル離れたシリアとイラクの国境地点と、シリア東部デリゾールなども視察し、司令官や戦士らと会談しています。

バーゲリー議長が、シリア東部の国境都市アルブカマル地区に入った際には、アメリカの戦闘機や無人機もこの地区の上空を飛行しましたが、バーゲリー議長は地域の奥深くに対する視察を継続しました。

シリア危機は２０１１年、サウジアラビアやアメリカの支援を受けた複数のテロ組織の大規模な攻撃により勃発しました。

この危機を受け、シリアはイランに対しテロ対策に関する支援を求めて、イランの軍事顧問の助けにより、ISISの問題の収束に成功しています。

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