イランが、パキスタンでのテロ攻撃を非難
4月 20, 2019 16:34 Asia/Tokyo
イラン外務省のムーサヴィー報道官が、パキスタン・バルチスタン州で発生した最近のテロ攻撃を非難し、同国の政府や国民、軍に対して同情の意を表明しました。
パキスタン南西部バルチスタン州で18日木曜、同州のマクラーン・グワデル街道を走行中の旅行者を乗せたバスが武装集団に襲撃され、14人が銃撃により死亡しました。
今回の事件に関しては、パキスタンからの分離を目指すバルチ系の武装組織BRASが、犯行声明を出しています。
先週も、バルチスタン州ではクエッタなどの都市で2件の爆弾テロ事件が発生、合計22人が死亡、少なくとも50人が負傷したばかりです。
イランのザリーフ外相は19日金曜、ツイッターで今回のテロを強く非難し、「テロリストや過激派、及びその支持者らはイスラム諸国の緊密な関係に恐れをなしている」と語りました。
同外相はまた、イランとパキスタンがテロ対策分野で協力していることを強調し、「イランは常に、パキスタンの政府や国民とともにある」と述べました。
ザリーフ外相さらに、今月21日に予定されているパキスタンのカーン首相のイラン訪問に触れ、「この訪問は、両国間の関係促進における転換点となりうる」と歓迎の意を示しました。
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