1月 08, 2020 18:57 Asia/Tokyo
  • ザリーフ外相
    ザリーフ外相

イランのザリーフ外相が、米国のテロリスト軍によるイラン革命防衛隊ソレイマーニー司令官暗殺に対する厳しい報復に触れ、「イランは国連憲章第51条に基づき、自らを防衛した」と述べました。

ザリーフ外相は8日水曜、ツイッターに「イランは自己防衛の適切な措置を講じた。イラン市民や国家の上層幹部に対する臆病な攻撃の開始点となった拠点が標的となった」と書き込みました。

また、「イランは緊張や戦争を求めないが、外部からの侵略に対しては自らを防衛する」としました。

ザリーフ外相のツイート

8日水曜未明、イランイスラム革命防衛隊は、3日に米軍の空爆で同防衛隊ソレイマーニー司令官が殉教した事件への報復として、イラク西部にある米軍基地に向けて数十発のミサイルを発射し、断固たる報復を実行しました。

3日金曜未明、イスラム革命防衛隊ゴッツ部隊のソレイマーニー司令官はイラク民兵組織ハシャド・アルシャビのアブーマハディ・アルムハンディス副司令官及びほか8名とともに、イラク・バグダッド空港付近で米軍の空爆を受け殉教しました。

ソレイマーニー司令官は、イラク政府の正式な招きにより同国を訪問していました。

イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師は、米国による国家テロの後、メッセージを発信し、「ソレイマーニー司令官やその他の殉教者の血に自らの手を染めた犯罪者には、厳しい報復が待ち受けている」と語っていました。

ハーメネイー師はこれ以前にも、「米国は西アジア地域を去るべきだ」とし、「相手を殴ってその場から逃走し、何の報復もなされない時代は終わった」と述べています。

 

ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。

https://www.youtube.com

https://twitter.com/parstodayj

https://www.instagram.com/parstodayjapanese/

 https://soundcloud.com/user-614960283

タグ