イラン外務次官、「イラン構想の解決案に対するアゼルバイジャンの見解は前向き」
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イラン外務省のアラーグチー政務担当次官は、ナゴルノ・カラバフ紛争解決のためのイランからの提案のアゼルバイジャン大統領を含む同国当局者への提示後に、この計画に対する同国当局者の反応は良好であると評価しました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
10月 29, 2020 17:25 Asia/Tokyo
  • イラン外務省のアラーグチー政務担当次官
    イラン外務省のアラーグチー政務担当次官

イラン外務省のアラーグチー政務担当次官は、ナゴルノ・カラバフ紛争解決のためのイランからの提案のアゼルバイジャン大統領を含む同国当局者への提示後に、この計画に対する同国当局者の反応は良好であると評価しました。

アラーグチー次官は28日水曜夜、アゼルバイジャン訪問の終了に際したIRIB通信記者とのインタビューの中で、アゼルバイジャン当局者との会談に言及し、「 ナゴルノ・カラバフ紛争を解決するためにイランが提案した構想に対し、アリエフ大統領を含むアゼルバイジャン当局者の反応はおおむね良好であった」と語りました。

そして、この案はロシア、アルメニア、トルコにおいても提示されるだろうとし、「イランの提案はより詳細に検討することで、この危機の解決と紛争の悪影響を軽減に向けて諸国が一体となって動く道を開くことができる」との期待を表明しました。

アラーグチー次官は、ナゴルノ・カラバフ危機を終結させるため、イランの構想を提示する目的で27日夜からアゼルバイジャンを訪問していましたが、アゼルバイジャンを立ち次の目的地であるロシアに向かいました。

ロシアの後はアルメニア、続いてトルコを訪問し、ナゴルノ・カラバフ紛争を解決するためにイランが提案する構想を説明することになっています。

先月27日未明、ナゴルノ・カラバフ地域でアゼルバイジャンとアルメニアが再び衝突を起こし、これまでに両国側に多くの死者を出しています。 

ナゴルノ・カラバフ地域をめぐるアゼルバイジャンとアルメニアの間の紛争は1988年に始まり、1992年には軍事紛争にまで発展しました。 この紛争の結果、アゼルバイジャンのナゴルノ-カラバフ地域と近隣の7つの都市がアルメニア軍によって占領されました。

 

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