米大統領選
イラン外務省報道官、「米大統領が誰であれ、イラン国民の権利を尊重せざるを得ない」
イラン外務省のハティーブザーデ報道官が、「米大統領が誰であれ、イラン国民の権利を尊重する以外の道はない」と強調しました。
ハティーブザーデ報道官は、22日日曜の記者会見で、バイデン氏大統領就任後のアメリカの核合意復帰とイラン側の付ける条件について、「米大統領が誰であれ、イラン国民の権利を尊重する以外の道はない」と述べました。
また、イランの国家安全保障については何人とも妥協することはないとして、「イランにとって国益と国家安全保障は重要なものであり、いかなる点や時でも侵害対象にされた場合、それに対し返答するだろう」と強調しました。
続けて、「最大限の圧力」政策はアメリカにとって最大限の失敗になったとして、「米国の現政権は、失敗した政策を続けていくことはできない」と指摘しました。
さらに、シオニスト政権イスラエルに対して全面的に100%の抵抗をすることを強調し、「イランのシリア国内駐留は軍事顧問役としてであり、誰であれこれに損害をもたらす者は、強烈な返答を受けるだろう」としました。
同報道官は、米国務長官によるシオニスト政権占領下のパレスチナ領土訪問を非難し、パレスチナの理想を守ることを強調するとともに、一部の為政者たちの裏切りと米現政権の厚かましさはコインの表と裏のような関係にあるとして、「この空気を米国のために作り出した者たちは責任をとるべきである」と述べました。
そして、アフガニスタンでのテロリストによる攻撃を非難し、「アフガニスタンの恒久的平和確立、発展、拡大への唯一の道は、アフガン人同士の対話を通じたものだ」と強調しました。
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