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イラン北西部アルデビール州の宗教・歴史遺産;シェイフ・アミーノッディンの墓廟
11月 26, 2020 19:30 Asia/Tokyo
イラン北西部の都市アルデビールは、特にシェイフ・サフィーオッディンの墓廟をはじめとする様々な観光名所が存在することから、同地域の観光面で特別な重要性を持っています。
この墓廟はアルデビール市内の名所旧跡の1つで、ペルシャ語でスーフィーと呼ばれるのサファヴィー教団の教主とされるシェイフサフィーオッディンの父親に当たる、シェイフアミーノッディン・ジェブラーイール・アルデビーリーが葬られています。
この墓廟はアルデビール市内のキャルフラーン地区にあり、地元住民の敬意の対象として大切にされ、週末には多くの人々がここを訪れます。
八角形の形をしているこの墓廟は、今から500年ほど前に建設され、その建築様式や装飾はシェイフサフィーオッディンの墓廟と類似しています。
この墓廟の平屋根の上には、大きなレンガのドームが作られ、墓廟の入り口のポーチは、今から500年ほど前のサファヴィー朝時代にあたる様式の化粧タイルに金箔の装飾が施されています。
その主要な墓には大きな木製の箱が置かれ、その周囲の壁はアラビア文字の書体の1つであるクーフィー体の文字が刻まれたタイルで装飾されています。
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