外国使節団のイラン訪問増加
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核合意の実施と対イラン制裁の解除を受け、外国の政府高官や経済、政治の使節団が全面的な関係の拡大を目的にイランを訪問しています。
(last modified 2025-08-16T09:55:59+00:00 )
4月 25, 2016 19:37 Asia/Tokyo
  • 外国使節団のイラン訪問増加

核合意の実施と対イラン制裁の解除を受け、外国の政府高官や経済、政治の使節団が全面的な関係の拡大を目的にイランを訪問しています。

マンスーリー解説員

マケドニアのポポスキー外務大臣は、25日月曜、イランのローハーニー大統領と会談し、経済や政治の様々な分野での両国の関係に関して協議しました。ローハーニー大統領はこの会談で、すべての国にとってのテロの危険性を明示すると共に、イランは、テロ対策における自らの経験を他国に移転する用意があると述べました。

ポポスキー外相も、この会談で、「マケドニアは、イランとの全面的な関係の拡大を決めており、両国の協力の早期拡大に向けた用意がある」と語りました。

またポポスキー外相はイランのラーリージャーニー国会議長とも会談しました。ラーリージャーニー議長は、様々な分野でのイランとマケドニアの関係拡大の必要性を強調し、「イランとマケドニアは友好国で、多くの旅行者を誘致しており、旅行業者の活動はこの分野を拡大することができる」と述べました。

さらに、24日日曜、イランとマケドニアの間で、文化協力文書が調印されました。イランのジャンナティ・イスラム文化指導大臣は、この文書の署名後、「核合意後、イランとマケドニアの間で、政治、経済、文化など様々な分野での関係拡大に向けた良好な雰囲気が整えられている」と述べました。

こうした中、韓国の使節団も、テヘランで、原子力分野でのイランとの協力拡大に関して、イランの政府高官と話し合いを行っています。この枠内で、イラン原子力庁のキャマールヴァンディ副長官と韓国の商工業・エネルギー次官、及びその随行使節団は、24日、核の安全など、原子力協力の拡大に向けた両国の決意を強調しました。

また南アフリカのズマ大統領も、180人の政治・経済使節団を率い、イランを訪問しています。両国の間で、24日、それぞれの大統領の立会いのもと、8つの協力文書が調印されました。またウルグアイの副大統領も、25日、イランを訪問しています。