イラン西部ボルージェルド市の工芸品;洋銀細工
2月 17, 2022 17:27 Asia/Tokyo
イラン西部ロレスターン州の中心都市ボルージェルドの独自の工芸のひとつは、洋銀(洋白:ニッケルとシルバーを含んだ合金)です。
国際通信イランプレスによりますと、イランにおける洋銀産業は、170年の歴史を持っており、ガージャール朝やパフラヴィー朝の時代に、国内の一部地域で盛んになっていました。
ボルージェルドの芸術家は、洋銀板を使って盆、ティーポット、お茶箱、砂糖入れ、バラ水入れ、サモワールなどの美しい容器を創っていました。
ボルージェルドは、イランの洋銀製品の中心として知られており、現在も一部の洋銀工房が活動しています。
この町は、2019年に国民的洋銀都市として登録されました。
ロレスターン州は、多様な伝統工芸や名所旧跡などの可能性を有し、観光者にとっての重要な訪問先の一つです。