イメージが語るイラン
ズレヴァール湿原の客である渡り鳥シュバシコウ
4月 30, 2022 14:27 Asia/Tokyo
マリーワーン市はイラン西部・コルデスターン州の州都であるサナンダジュの西125キロの地点に位置しています。
ズレヴァール湿原と周辺の村は、コウノトリの仲間である渡り鳥・シュバシコウの重要な生息地の一つとなっています。
ズレヴァール湖周辺の村にはこの時期、何百羽のシュバシコウが飛来します。これらのシュバシコウは巣作りやひなの孵化のためにこの地域を訪れ、村民はこの「春の客」を優しさいっぱいでもてなします。ズレヴァール村の村民はシュバシコウを幸運の象徴と信じています。
マリーワーン周辺のダレ・テフィー村の村民が数年前に、数羽のシュバシコウのために、手作りの巣を作って以来、同地域は国際的な観光スポットとなっています。
ズレヴァール湖の近辺にあるオークの森は、シュバシコウの主な巣作りの場所となっています。