外為市場がドル144円台に上昇、円買い介入後もドル高進行
9月 26, 2022 19:55 Asia/Tokyo
東京外為市場で、ドルが一時今月22日以来の144.08円まで上昇しました。
日本の報道各社によりますと、日本時間26日月曜午前の東京外為市場で、ドルが一時144.08円まで上昇し、政府・日銀が円買い介入を実施した今月22日以来の高値を記録しています。
ドルは今月22日の介入で、24年ぶり高値の145円後半から140円前半まで急落しました。
しかし、ドルが円以外の通貨に対しても全面的に買われる流れは変わらず、介入で押し下げた5円の半分超をすでに取り戻した形となっています。
日本が秋分の日で休日だった今月23日、ドル高の原動力である米国債は2年債利回りが4%台に乗せて15年ぶり、10年債も12年ぶり水準へ上昇しました。
その流れを引き継ぎ、26日の外為市場では、ロシア問題を抱えるユーロが0.95ドル前半と再び10年ぶり安値を更新し、新政権の大規模減税が懸念されている英国でも、ポンドが37年ぶり安値をつけています。
タグ