ミャンマーで拘束された久保田徹さんが会見、「日本政府は強い立場で非難を」
(last modified Mon, 28 Nov 2022 09:56:20 GMT )
11月 28, 2022 18:56 Asia/Tokyo

国軍によるクーデター下のミャンマーで拘束され、3カ月半ぶりに解放されたドキュメンタリー制作者の久保田徹さん(26)が、「日本政府は強い立場で非難すべきだ」として、拘束された際の様子や現在の心境を語りました。

久保田さんは26日日曜、群馬県館林市で記者会見に臨み「拘束されている間は、楽観的な考えと、全てを悪い方向に考えてしまう思いが波のように交互に押し寄せた」と振り返りました。

また、「日本政府は、ミャンマー国内の人権侵害に対し、強い立場で非難していくべきだ」と語っています。

久保田さんは大学在学中にドキュメンタリー制作を始め、ミャンマーに入って半月後の去る7月30日、同国最大都市ヤンゴンで国軍への抗議デモを撮影していて拘束され、兵士に銃口を至近距離で突きつけられて連行され、留置所に収容されるという事態に遭遇しています。

久保田さんは扇動罪などで禁固10年の刑を受けていましたが、恩赦によりその後の今月17日、3ヵ月半ぶりに解放されました。

 


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