沖縄・東村で銃を持った米兵が県道をたむろ、議会が昨年末に抗議したばかり
2月 08, 2023 20:15 Asia/Tokyo
沖縄県東村高江の県道70号で、銃を持った米兵ら約20人が歩行しているのを地元住民が目撃しました。
沖縄の地元紙・沖縄タイムズが、目撃者のチョウ類研究者の宮城秋乃さんの話として報じたところによりますと、現地時間の7日火曜午前6時50分ごろ、ほろ付きの車両をけん引した大型車両3台が、県道を南向けに北部訓練場のN1ゲートの手前で縦列に停車し、約20人の兵士が降りてゲートに向かいました。
中にはライフルのような銃を持ったり、引き金に指をかけたりしている兵士もいたということです。
銃を携帯した米兵の行軍については東村議会が昨年12月に抗議決議し、同村も沖縄防衛局に再発防止を要請しています。
今回の件について、當山全伸村長は「米軍の規律を再確認する必要がある。村民の安心安全を考えればあってはならない。(N1ゲートに車両が入りにくいのであれば)入れるような対応を取るべきだ」とコメントしました。
1996年のSACO沖縄に関する特別行動委員会の最終報告には「公道での行軍は既に取りやめられている」と記載があり、県はSACOに反するとの認識を示しています。
一方、沖縄防衛局は回答を留保しています。
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