松野官房長官、「中国側に東シナ海情勢で極めて深刻な懸念を伝える」
12月 28, 2021 15:42 Asia/Tokyo
松野官房長官が、岸防衛相より中国側に対し、東シナ海情勢で極めて深刻な日本側の懸念が伝えられたことを明らかにしました。
松野官房長官は、27日月曜夕方におよそ1年ぶりにテレビ会議形式で行われた岸防衛相と中国の魏鳳和国防相の会談について、まず「日中防衛当局間ホットラインについては、来年中の運用開始を目標とすることで、一致したものと承知しております。詳細については防衛省にお尋ねください」と述べています。
そして、「岸防衛大臣から、尖閣諸島周辺海域を含む東シナ海情勢や南シナ海問題、海警法についてのわが国の懸念を伝達したほか、台湾海峡の平和と安定の重要性を指摘するとともに、中国の国防政策や軍事力の当面性の向上を求めたものと承知しております」としました。
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