駐露シリア大使「西側は人道主義を全く理解せず」

駐ロシア・シリア大使のジャファリ氏は、トルコ・シリアで起きた地震について、両国が人道支援で差別されているとし、「西側諸国は人道主義をいささかも理解していない」と批判しました。

ＥＵやアメリカは２０１１年以降、テロリストを支援する一環でシリアに各種所制裁を行使しています。

アルアーラム・チャンネルが９日木曜報じたところによりますと、ジャファリ大使は、「アメリカや西側による対シリア制裁は、地震の人道支援や被災者救出に向けた努力を妨害している」と述べました。

そして、「西側の言う人道主義が無意味なことは、今シリアでのこの危機において露わになっている」としました。

また、大半の支援がトルコに向けられていることについて、「シリアは、被災者への支援はシリアに向けられたものであれ、トルコに向けられたものであれ、いいものだと考えている。しかし、見ての通り、支援において反倫理的な差別が存在する」と語りました。

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