イスラエルの2週間にわたるガザ攻撃、殉教者の7割が女性と子ども
10月 21, 2023 16:18 Asia/Tokyo
シオニスト政権イスラエルは、自身の側から1000人以上の死亡が出たことを受けて、現在まで2週間にわたりパレスチナ・ガザで防衛手段を持たない住民の殺害訴えており、その犠牲となっている殉教者は7割が女性、子ども、高齢者で占められています。
ファールス通信によりますと、ガザにあるパレスチナ保健省は20日金曜、同地区の殉教者数が4000人を超えたと発表しました。
パレスチナニュースサイト・アルヨウムは、「シオニスト占領軍によるガザの民間人攻撃から14日が経過しているが、この期間(=20日まで)に4137人のパレスチナ人が殉教し、さらに1万3162人が負傷している」と伝えています。
保健省の20日の発表ではさらに、ガザで殉教した人々の70%が女性、子ども、高齢者で占められていたとされました。
同省報道官は、「占領者たるシオニスト政権は、過去24時間にガザで37件の虐殺を行い、これにより352人が殉教、669人が負傷した」としています。
続けて、「シオニスト政権は今回の攻撃が始まって以降の2週間に、ガザの521家族およびその住居を攻撃し、3109人を殉教させている」と説明しました。
また、「多くの犠牲者が今も爆破された瓦礫の下に埋もれていると見られ、保健省はこれまでに、子ども720人を含む1400人の行方不明者届けを受けている」としました。
この報告によればさらに、ガザでは7つの病院と21の保健センターが、イスラエルの攻撃または燃料枯渇により閉鎖状態となり、救急車23台も損傷し利用不能となっているほか、この2週間に医療スタッフから殉教46人・負傷85人の被害も出ているということです。
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