イスラエル文化遺産相、ガザ地区への核爆弾使用を要求
11月 05, 2023 20:30 Asia/Tokyo
シオニスト政権イスラエルのアミハイ・エリヤフ文化遺産大臣が、「検討すべき選択肢の1つは、ガザへの核爆弾の使用である」と語りました。
エリヤフ文化遺産相は、ここ数日でガザへの核爆弾使用を主張したイスラエル高官としては2人目となります。
イルナー通信によりますと、エリヤフ氏は出演したテレビ番組で、「我々は、ガザ市民を恐怖に陥れ、彼らをガザから退去させる可能性のある要素は何かを知る必要がある。ガザ住民は死を恐れないため、我々は彼らを滅亡させる方法を見出さねばならない」と語りました。
また、ハマスに拘束されているシオニスト捕虜がイスラエルによる攻撃で死亡していることについて、「捕虜の命が兵士の命よりも価値があるというわけではない。戦争では死傷者が出ることを受け入れねばならない」と述べました。
他にも、ガザへの人道支援の搬入に反対し、「我々はナチスに人道支援を提供しない」としました。
現在、多くの人々が、イスラエルがガザに対して行っている攻撃はナチスに匹敵する大量虐殺だと考えています。
エリヤフ氏の発言についてネタニヤフ首相は「現実から乖離している」とだけ述べ、発言の責任については言及しませんでした。
ガザ地区にあるパレスチナ保健省によると、この1カ月間続いてるイスラエルの攻撃によるパレスチナ人殉教者数は9400人以上にのぼり、そのうち7割が女性と子供だということです。
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