イエメン、「米はパレスチナ人虐殺続けるイスラエルを支援」
1月 02, 2024 18:24 Asia/Tokyo
イエメン国会が、「米国によるイエメン船舶への攻撃は、シオニスト政権イスラエルが行うパレスチナ人虐殺継続という犯罪を支援することがその目的にある」としました。
紅海で、イエメン海軍の艦船がアメリカ軍の攻撃を受け、イエメン兵10人が死亡しました。
イエメン国会はこの出来事を受けて1日月曜、「米国、イギリス、およびその同盟諸国は、我が国の近海に海軍を駐留させることで、敵対する攻撃目標としての扱いを受けることになる」と強調しました。
また、アメリカ軍がイエメン船舶への攻撃という軍事行動を取ったことを非難し、「米国は、イエメン船舶を攻撃することで、アラブ世界での紛争を拡大させ、それによりパレスチナ国民虐殺を支援しようとしている」と述べました。
そして、「米国が西アジア地域で取る軍事行動は、海運の安全を実際に脅かすものである。イエメンの政府と国軍は、主権と自国の領海を、地域外勢力の脅威から守る権利がある」としました。
イエメン軍はこの数週間、パレスチナ・ガザでシオニスト政権イスラエルが攻撃を激化させていることを受けて、同政権に関連する船舶、あるいは同政権の占領地を目的地としバブ・エル・マンデブ海峡を通過しようとする船舶を、紅海航行時に攻撃対象としています。
昨年11月19日から始められたイエメン軍のこの措置について、同国のシーア派組織アンサーロッラーは、シオニスト政権イスラエルのガザ攻撃が止むまで継続されると発表しています。
タグ