イラン国家安保評議会書記:「レバノンとあらゆるレベルの抵抗組織を支援する用意あり」
-
イラン国家安全保障最高評議会のアリー・ラーリージャーニー書記
抵抗運動指導者の殉教記念式典に出席するためレバノンを訪問中のラーリージャーニー・イラン国家安全保障最高評議会書記が、レバノンのイスラム抵抗組織ヒズボッラーのカセム事務局長と会談しました。
【ParsTodayイラン国際】アリー・ラーリージャーニー書記は28日日曜、カセム・ヒズボッラー事務局長との会談で「イランはわが国のイスラム革命の創始者たる故ホメイニー師と現イスラム革命最高指導者ハーメネイー師の指針に基づき、レバノンとその抵抗運動を支援していること、そしてイランの政府と国民の同調を強調し「イランはレバノンとその抵抗運動に対し、いかなるレベルの支援も行う用意がある」と語っています。
一方、カセム事務局長もこの式典において、ヒズボッラーの元事務局長の殉教記念日における抵抗勢力への連帯表明、そしてレバノンとその抵抗勢力のためにとった行動についてイランの指導部と政府および国民への謝意を表しました。
またイラン代表団に対し「レバノンはアメリカ・シオニストの挑発と脅威に対して強靭である。この強靭な国は尊厳、そして何物にも隷属しない自由と独立を享受しており、人々の勇敢で忍耐強い姿勢を目にすれば誰でも、シオニストたる敵との戦いにおける勝利が彼らのものであるという確信が芽生えるだろう」と述べました。
さらに「ヒズボッラーは誰とでもオープンに交流し、シオニストという敵に立ち向かう人々とあらゆる形で協力する用意がある」と強調しています。
カセム師は最後に「敵たるシオニストはすべての諸国民、主権国家、抵抗組織にとっての危険要素であり、イスラム共同体の驚異的な不屈の精神を前にシオニスト政権イスラエルの侵略は屈辱的な結末を迎える、と我々は信じている」と結びました。