イスラエル専門家「イランの諜報能力はミサイル以上の脅威」
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イスラエル専門家「イランの諜報能力はミサイル以上の脅威」
イスラエル・12チャンネルTVの専門家が「イスラエル内部に対するイランの浸透力と諜報の専門知識は、ミサイルよりもはるかに強大である」と語りました。
【ParsToday西アジア】この専門家は、イスラエルの安全保障と社会構造の奥深くまで浸透しているイランの影響力と諜報活動の専門知識は、イランのミサイル力よりも「はるかに強力」であると語りました。
また、イランが保有するイスラエル関連情報のレベルを「憂慮すべき、不安を抱かせる」ものだとし、「もしイスラエル国民がこの情報の程度・範囲を知れば、彼らは非常に驚愕するだろう」と述べました。
さらに「イランはイスラエルの一部の個人の名前、写真、家族関係、勤務先などの情報にアクセスできるが、イスラエルではこの事実の公表は認められていない」とし、このレベルのアクセスを「非常に懸念されるもの」だとしています。
そして、安全保障における心理戦の役割に言及し、「この種の作戦の目的はイスラエル社会の士気を低下させ、国民に国外移住への欲求を抱かせることにある」と述べました。この専門家によれば、こうした「心理面での打撃」こそがイランの主要な目的の一つであり、その効力はミサイルの威力を超える可能性があるということです。
また、「イランは反イスラエル的な内容のニュースを掲載するヘブライ語のテレグラムチャンネルを運営しており、これらの活動はサイバー分野で協力関係にあるイランの治安・情報機関によって指揮されている」と語りました。そして、その機関を「サイバー軍」と呼び、彼らが多大な能力を有しており、他の大国から提供された能力をサイバー作戦に活用していることを明らかにしました。
このイスラエル人専門家は、この分野での精力的な活動事例の一つとしてハッキング集団「ハンザラ」を挙げ、同集団が長年にわたりイスラエルに対して攻撃的なサイバー作戦を展開してきたことを明らかにしました。また、サイバー攻撃が「静かな戦争の道具」であり、イスラエルの市民意識に大きな影響を与えているとも語りました。
その最近の事例として、昨年9月には元イスラエル戦争相のイスラエル・カッツ氏の携帯電話が、またその後12月にはナフタリ・ベネット前首相のテレグラム内アカウントがハッキングされたと明かしました。イスラエルの首相事務所長官および、前法務大臣の携帯電話もハッキングされており、この専門家はこの攻撃を「テクノロジーと人的情報の融合」と表現しています。
この専門家によれば、デジタルシステムへのハッキングによって、住所や電話番号へのアクセス、追跡、会話の盗聴・傍受、人々の行動の監視などが可能になる可能性があるということです。また、「携帯電話の位置情報ツールの使用も作戦情報の収集に利用される可能性がある」とし、このレベルのハッキング能力を「懸念すべき」ものだとしました。

