欧州人権監視団、子供の権利侵害国リストへのサウジアラビアの追加を歓迎
6月 27, 2018 17:03 Asia/Tokyo
欧州人権監視団が、子供の権利侵害国のリストへのサウジアラビア主導のアラブ連合の追加を重要な出来事として歓迎しました。
アルジャジーラテレビによりますと、欧州・中東人権監視団は、「サウジアラビアが主導するアラブ連合が、紛争地域の子供の権利の侵害国のリストに追加されることは重要な出来事である。なぜなら、このリストは、国際刑事裁判所で、戦争犯罪や人類に対する犯罪を犯した人々を訴追するための証拠資料となりうるからだ」としています。
この人権監視団はまた、このリストには、サウジアラビア、アラブ首長国連邦など、学校や病院への攻撃により人道に反する大きな犯罪を犯した国や勢力組織の名前が入っているとしています。
サウジアラビアは、2015年3月からアメリカの支持を得て、アラブ首長国連邦など複数のアラブ諸国と共にイエメンを攻撃し、全面的に封鎖しています。
この攻撃により、1万4000人以上のイエメン人が死亡、数万人が負傷し、また数百万人が難民となっています。