反対派の暗殺をめぐり、バーレーン政権とテロ組織アルカイダが協力
(last modified Mon, 15 Jul 2019 14:44:53 GMT )
7月 15, 2019 23:44 Asia/Tokyo
  • バーレーン市民による反ハリーファ政権抗議デモ
    バーレーン市民による反ハリーファ政権抗議デモ

カタールの衛星テレビ局アルジャジーラが、バーレーンの諜報機関が同国野党指導者の排除と他国での作戦遂行のため、テロ組織と協力してきた事実を暴露しました。

アルジャジーラによれば、バーレーン諜報機関は2003年、国家の敵を暗殺するテロ部隊の結成を目的に、テロ組織アルカイダのリーダーの一人に協力させていたということです。

アルジャジーラが公開した証拠資料では、バーレーンのハリーファ政権の3人の治安当局者が、同国ハマド・ビン・イーサ・アール・ハリーファ国王から直接許可を得てこの計画に加わっていました。

ハマド・ビン・イーサ・アール・ハリーファ国王

近年、バーレーンではアール・ハリーファ政権に対する国民による革命運動が起こっており、国民は自由と正義の確立、差別の撤廃、国民選出政府の始動、政治犯の釈放を要求しています。

アルジャジーラはさらに、バーレーン国王もイラン国内でスパイ活動と作戦の遂行ができるよう、テロ組織Ansar al-Furqanの指導者を協力させていると付け加えました。

イラン情報省は2015年5月、イラン南東部スィースターン・バルーチェスターン州で、テロ組織Ansar al-Furqanのトップ、ヒシャーム・アズィズィ、及びこれに同行していたメンバー6人が殺害されたと発表しました。

 

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