バーレーン反体制派が、同国政権とテロ組織・アルカイダの協力について調査を要請
7月 27, 2019 13:14 Asia/Tokyo
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サイード・アルシャハービー事務局長
バーレーンの反体制派が、同国ハリーファ政権の情報機関が反対派の暗殺を目的にテロ組織アルカイダに協力要請したとする件について、調査を求めました。
カタールの衛星テレビ局アルジャジーラによりますと、バーレーン反体制派のアリ・アルファイズ政治局長と「解放者運動」のサイード・アルシャハービー事務局長、イギリスの人権活動家リンドン・ピーター氏は英・ロンドンで記者会見し、反対派の暗殺を目的としたバーレーン政権側とアルカイダの協力、そしてバーレーンの社会構想の崩壊を狙う宗教対立の扇動工作を非難しました。
この3人は、バーレーン・ハリーファ政権による人権法違反を指摘し、「身柄拘束や拷問、一部地域での社会構造の変更、資本の浪費、ジャーナリストやシーア派指導者、平和的な抗議デモへの参加者に対する一方的な判決の宣告は容認できるものではない」と訴えました。
国際人権NGOアムネスティインターナショナルは、「バーレーンでの言論の自由の弾圧は、依然として大規模に続行されている」と表明しています。
バーレーンでは、2011年2月14日から市民による反政府革命運動が展開されています。
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