EUが、サウジ人記者殺害の責任者全員に対する裁判を要求
(last modified Wed, 25 Dec 2019 08:46:08 GMT )
12月 25, 2019 17:46 Asia/Tokyo
  • ジャマール・カショギ氏
    ジャマール・カショギ氏

EUが、サウジアラビア人記者ジャマール・カショギ氏殺害事件に関する、同国裁判所の判決に反応しました。

IRIB通信によりますと24日火曜、欧州外交評議会・ECFRは声明を発表し、この事件のすべての責任者に対する裁判を求めました。

この声明ではまた、「透明性の原則に照らし、カショギ氏殺害事件のすべての責任者は法的に裁かれるべきだ」としています。

サウジの裁判所は23日月曜、カショギ氏殺害事件に関する判決を下し、5人に死刑を、ほかの3人に禁固刑を言い渡しました。

また、同国ムハンマド皇太子の側近でこの殺害事件への関与が疑われていた人々を無罪としています。

ジャマール・カショギ氏は、サウジの反体制派ジャーナリストで、昨年10月2日在トルコ・イスタンブールのサウジ総領事館に手続きのため入った後、殺害されました。遺体は切断され、処分されたとする見方が大勢でいまだに見つかっていません。

サウジ政府は、この事件発生に関して18日間沈黙し、また事件を否認していました。トルコ政府やCIAはその後、事件がムハンマド皇太子が直接指示したものと結論付けています。

 

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