国連、「アラブ連合軍は、依然として使用禁止爆弾でイエメンを爆撃」
9月 03, 2020 03:35 Asia/Tokyo
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クラスター爆弾
国連は、報告書の中で、サウジアラビア主導アラブ侵略連合軍が、イエメン西部のフダイダ攻撃に使用禁止兵器であるクラスター爆弾を使用している、としています。
ファールス通信によりますと、国連はこの報告書の中で、アラブ侵略連合がイエメンでクラスター爆弾を使用しているとして強く非難しました。
クラスター爆弾の使用は、2008年に採択されたクラスター弾に関するオスロ条約で禁止されています。
アラブ侵略連合軍の戦闘機は、これまでにイエメン各地を爆撃するためにクラスター爆弾を繰り返し使用してきました。
国際人権NGOアムネスティ・インターナショナルは最近、イエメンに存在する不発のクラスター爆弾により同国の一部が「地雷原」に変貌している、と警告しています。
サウジアラビアは2015年3月からアラブ首長国連邦やアメリカ及び、他数カ国の支援を得て、イエメンを全面的に攻撃、封鎖しています。
この攻撃により、これまでにイエメン人1万6000人以上が死亡、数万人が負傷、数百万人が住む家を失って難民となっています。さらに、イエメンでは食品や医薬品の深刻な不足が生じています。
サウジとその同盟国は、イエメンの国民の抵抗により、いまだに同国に傀儡政権を復活させるという自らの目的を達成できていません。
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