イスラエル首相が、ヨルダン川西岸に住宅5000戸の建設を了承
9月 26, 2020 18:05 Asia/Tokyo
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パレスチナ領土での入植地建設
イスラエル報道各社が24日木曜、シオニスト政権のネタニヤフ首相がヨルダン川西岸にシオニスト用住宅5000戸を新設する計画を了承したと伝えました。
パレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスのガーセム報道官は25日、「アラブ諸国によるシオニスト政権イスラエルとの外交関係正常化は、占領者シオニスト政権に対し、パレスチナ領土での入植地建設をさらに後押しした」と強調しました。
UAEアラブ首長国連邦バーレーンとの外相は今月15日、パレスチナ国民の理想を裏切り、トランプ米大統領立ち合いの元、イスラエルとの関係正常化合意書に署名しました。
両国の措置は、イスラム世界で幅広い批判を受けることになりました。
イスラエルは、常に国際世論の要請を顧みることなく入植地建設を続けており、その背景にはアメリカによる強い支持が存在します。
これらの入植地建設は、国際法では全て違法とみなされています。
国連安全保障理事会は、2016年12月23日に採択された決議書第2334号において、イスラエルに対し、占領下に置くパレスチナ領内での入植地建設を即時に全面停止するよう求めました。
イスラエルは、シオニスト入植地建設によって、パレスチナ人地域の地理的構造をユダヤ化させ、地域一帯の支配を確立しようとしています。
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