サウジ主導アラブ連合軍の傭兵らが、サウジ南部でストライキ
10月 01, 2020 20:08 Asia/Tokyo
報道各社が、サウジアラビア南部ジーザーンで働くアラブ連合軍の傭兵らによるストライキと抗議活動を伝えました。
イエメンのニュースサイトAl-Yemeniが1日木曜、報じたところによりますと、ジーザーンの国境地帯で働くアラブ連合軍第7旅団の傭兵らが、この数か月給料が支払われおらず、司令官らが約束を履行しないことを理由に、ストライキと抗議活動を実施しました。
旧イエメン政権と関わりのある軍事情報筋も、アラブ連合軍の複数の関係者が任務を放棄し、同地を離れたと述べています。
アラブ連合関係者がサウジ・イエメン国境で抗議活動を行うのは、この1ヵ月で数度目となります。
サウジアラビアでは、ムハンマド皇太子の権力掌握、イエメンの人々に対する長年の戦争、代理戦争への参加などにより、武器購入や軍事用品に使われる予算が膨れ上がり、同国を様々な経済問題に直面させています。
サウジアラビアの今年の軍事予算は、昨年から40億ドル削減されています。
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