イスラエルが、ヨルダン川西岸の入植地建設計画を推進 新たに5400戸
10月 05, 2020 17:07 Asia/Tokyo
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ヨルダン川西岸での入植地建設
シオニスト政権イスラエルが、ヨルダン川西岸に新たなシオニスト用住宅5400戸を建設する計画を発表しました。
シオニスト政権イスラエルは数ヶ月前、入植地建設計画を先延ばしにすると主張していました。しかしバーレーンとUAEアラブ首長国連邦との外交関係正常化を受け、シオニスト政権のネタニヤフ首相は4日日曜夜、ヨルダン川西岸の新たなシオニスト用住宅5400戸の建設許可を2日以内に発行すると発表しました。
OCHA国連人道問題調整事務所は先日、報告において、ヨルダン川西岸では今年の始めから現在までに、パレスチナ人が所有する建物506棟がイスラエルにより破壊されたと発表しました。これらの建物のうち134棟は聖地ベイトルモガッダス・エルサレム内のものでした。
国連安保理決議2334によれば、シオニスト政権イスラエルの入植地建設は違法行為にあたります。それにもかかわらずイスラエルは、パレスチナ人の住居を破壊してその跡地にシオニスト用の入植地を建設し、パレスチナの人口構成を変化させてこの地域のユダヤ化をはかり、パレスチナにおける自らの覇権を定着させようと着々と計画を推し進めています。
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