イスラエルが、パレスチナ人の住居16万戸以上を破壊
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イスラエルが、パレスチナ人の住居上を破壊
パレスチナの領土研究センターが、シオニスト政権イスラエルによるパレスチナ占領が開始されて以降、シオニスト軍により16万戸以上のパレスチナ人住宅が破壊されていることを明らかにしました。
聖地ベイトルモガッダス・エルサレムにあるアラビア研究協会に属する領土研究センターは7日水曜、報告書において、「シオニスト政権イスラエルのパレスチナ占領が始まってからこれまでに、少なくとも16万6000戸のパレスチナ人の所有する住居が破壊され、これにより数千人のパレスチナ人が家をなくし難民になった」としました。
この報告によれば、シオニスト政権は今年になってから、新型コロナウイルスの感染が拡大している状況にもかかわらず、パレスチナ人の住居450戸を破壊しています。
報告ではさらに、「シオニスト政権の諸政策によって、聖地ベイトルモガッダス・エルサレムに住む多くのパレスチナ人が、ヨルダン川西岸諸州への移住を考えている。現在、聖地に居住するパレスチナ人の住宅問題を解決するには、約2万5000戸が必要とされている」とされています。
同センターは、「国際社会は、パレスチナに関する国際決議を実行に移し、パレスチナ人が住居を破壊され難民となるのを防がなくてはならない」と強調しました。
イスラエルに対しパレスチナでの入植地建設の停止を求める国連安保理決議2334号が採択されているにもかかわらず、シオニスト政権は、パレスチナ人住居の破壊と入植地の拡大によって、パレスチナ人居住地域の地理的構成を変えてユダヤ化させ、パレスチナでの自らの覇権を定着させようとしています。
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