シリア大統領顧問、「アサド氏の優先事項は占領された国土の解放」
6月 03, 2021 19:24 Asia/Tokyo
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アサド大統領
シリア大統領特別顧問のBouthaina Shaaban氏が、「我が国のアサド大統領の優先事項は、同盟国との関係強化に加えて、占領された自国領土の解放にある」と強調しました。
Shaaban氏は3日土曜、レバノンのアルマヤーディン・テレビとのインタビューにおいて、「我が国の大統領選挙は、国民の意志および米政策の失敗を示すものだった」と述べました。
続けて、「大統領選挙への人々の参加は、我が国の国民が政府を支持しているもののテロリストらに人質に取られていること、またアサド大統領がテロリストの仲間ではないことを示した」としました。
そして、「アサド大統領は、革命の概念に新たな定義を提示して、テロリスト、背信、不正に対する大規模な革命を率いる任を引き受けている」と指摘しました。
また、パレスチナ問題について、「パレスチナとシリアは互いに連携している。シリアの見せる対抗はパレスチナでも反響を呼んでいるが、それはパレスチナでの最近の戦争がシリア国民の精神を向上させたことが理由である。この問題は、力づくで奪われたものは力でしか取り返せないことを示している」と説明しました。
アサド大統領は先日行われたシリア大統領選挙で、有効投票数の95%にあたる1354万360票を獲得して勝利しました。
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