アメリカが、シリアとイラクへの攻撃における民間人の死亡の事実を認める

アメリカが、シリアとイラクに対するアメリカ軍の空爆で民間人が死亡した事実を認めました。

ロシアトゥデイによりますと、アメリカ軍中央司令部は２９日金曜、声明を発表し、「昨年６月２７日から１０月１６日までに、イラクとシリアのテロ組織ＩＳＩＳに対し、４回にわたり行われたアメリカ軍の空爆で、５名の民間人が死亡、ほか８名が負傷した」としました。

この声明ではまた、「軍事的な作戦での注意点が考慮されたにもかかわらず、一部の民間人が犠牲になったものと予測される」とされています。

アメリカによるこの表明の一方で、ＩＳＩＳはアメリカと、一部の西側諸国や地域諸国の資金、軍備面での支援を受け、イラクとシリアで多数の犯罪行為に手を染めていました。

アメリカ主導の対ＩＳＩＳ国際連合軍も、この１年半でシリアとイラクのインフラを破壊したほかには、めぼしい成果を挙げていません。