イラク首相、「米軍駐留は必要ない」
7月 25, 2021 19:20 Asia/Tokyo
イラクのカディミ首相が、「わが国は、テロ組織ISISへの対処を目的とした米軍駐留を必要としていない」と語りました。
アメリカを訪問しているカディミ首相は、AP通信の取材に対し、「イラクからの米軍撤退スケジュールについては触れず、「米軍の再駐留のための正式な枠組みは、米当局者との会談の結果次第だ」と述べています。
また、駐イラク米軍の運用変更の可能性に関する質疑に対し、「わが国は、軍事情報の収集と訓練に協力するよう米国に要請する」としました。
さらに、「イラクの治安部隊と政府は、米国主導の多国籍軍なしで自国を防衛できる」と語っています。
これまでに発表されている報告によりますと、カディミ首相は明日26日月曜、バイデン米大統領と戦略的問題について話し合う予定です。
米ホワイトハウスで行われるこの会談で、両者はイラク領内での米軍駐留の運用変更に向けたスケジュールを設定する予定です。
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