サウジがイエメン民間区域への攻撃を続行、今回はスポーツ施設と病院
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イエメン民間区域への攻撃
サウジアラビアが、保管された武器の存在を主張してイエメン首都サヌアにあるスポーツ施設を攻撃しましたが、情報筋はサウジのこの主張が虚偽であったと表明しています。
24日金曜、サウジ主導アラブ連合軍の戦闘機が、サヌア北部に位置するスポーツ施設など、首都各地を爆撃しました。
この攻撃で、イエメン民間人多数が負傷したほか、民間施設であるスポーツ施設も破壊されています。
アラブ連合軍の戦闘機は、サヌアにある病院の近辺を攻撃し、これにより病院とその付近の民家に被害が生じました。
地元筋は、「アラブ連合軍の最近の攻撃を受けた地域はすべて、住宅地やそれ以外の民間区域だった」と表明しています。
病院筋も、病院が被害を受けたため、その診療活動が停止されているとしています。
サウジアラビアは、2015年3月26日よりイエメン各地への攻撃を続けています。
この攻撃で、アラブ圏最貧国イエメンでは甚大な人的被害が発生したことに加えて、国内のインフラの85%が破壊されています。
この犯罪が影響を与えた側面は大きく、イエメン国民の私有財産にはじまり、政府系施設や民間施設までもが、サウジの戦闘機の攻撃による被害を受けています。
重要な点は、国際法に定められるところでは戦争における攻撃は、不要な苦痛を引き起こさず、背信や欺瞞に基づく動機でないことを条件に、軍事施設に限る範囲で許されているということです。軍事的必要性の原則は、緊急性や目的のない武力行使を防ぐもので、人道法で長年にわたり不変とされている原則の1つです。
サウジ王家の言い分は、サヌアのスポーツ施設に軍事兵器が存在する、というものでした。
しかし、この攻撃の前に、イエメン高等政治評議会のメンバーであるムハンマド・アリ・アル・フーシ氏は、アラブ連合軍のこの主張を否定し、攻撃者の虚言を暴露すべくスポーツ施設を撮影するよう各メディアに呼びかけました。
アラブ連合軍による攻撃の後にも、イエメンの報道各社は、スポーツ施設のさまざまな部分を撮影したうえで、この場所に軍事兵器が一切存在しないと報じています。
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