1月 01, 2023 19:56 Asia/Tokyo
  • 米国の生物兵器が世界に与える脅威
    米国の生物兵器が世界に与える脅威

米国は国内に多くの生物兵器研究所を有しているだけでなく、世界各地にもおよそ200カ所以上の拠点を有しています。

米国は1918年から生物兵器を敵に対して使用してきましたが、本格的な生物兵器の製造は1942年から始まりました。

ウクライナ戦争勃発からおよそ10日後、ロシア国防省は、ウクライナ国内の生物兵器研究所の職員から入手したとする文書をもとに、ウクライナ政府が、米国防総省の監督下で実施されていた生物兵器研究に関する文書を破棄しようとしていたとし、米国防総省もこれらの文書が流出することを懸念していました。

米国は国内に加えて国外にも200以上の生物兵器研究所を有しており、ウクライナ戦争開始前には同国に15の研究所を保有していました。

ロシア国防省報道官は、ウクライナ戦争が始まった昨年2月24日に、ウクライナ国内の生物兵器研究所で病原菌に関する文書が至急処分されようとしていたとし、それらを入手したと発表していました。

これらの文書は現在、ロシア軍により分析されています。

ラブロフ露外相も、米国防総省がウクライナのキエフやオデッサに設置している生物兵器研究所の状況について、自らの管理から外れることを懸念していると明らかにしています。

こうした中、ロシア国防省は昨年9月、米国がウクライナ国内の生物兵器研究所を東欧に移転することを計画していると発表しています。

 


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