ロシアが、ウクライナの「露は協議の意思なし」とする主張に反応
3月 13, 2023 17:17 Asia/Tokyo
ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官が、ウクライナによる「ロシアにはウクライナ戦争危機の解決を目指す交渉へ復帰する意向がない」という主張を非難しました。
ウクライナのクレバ外相は先日、あるインタビューにおいて、「ロシアはウクライナ戦争終結に向けた協議に応じようとしない」と主張していました。
イルナー通信が13日月曜、報じたところによりますと、ザハロワ報道官はクレバ外相のこのような主張を強く非難するとともに、その内容が真っ赤な嘘だとしました。
また、テレグラム内にある自身のチャンネルにメッセージを投稿し、「クレバ外相はこの数日、再び伊紙ラ・レプッブリカおよびラ・スタンパとのインタビューで自身の主張を喧伝した」と述べました。
そして、「クレバ外相の視点は、ウクライナに平和をもたらさないだろう」と語っています。
加えて、クレバ外相があるインタビューの中で「ウクライナが敗北すればヨーロッパは終焉を迎える」と予測したことに触れ、「クレバ氏の予測は楽観的だ。なぜなら欧州は、アメリカに自分たちの政治機関を運営することを許し、最終的にNATO北大西洋条約機構が明け渡されてしまったからである」と指摘しました。
西側諸国がウクライナに武器を送付し続けていることは、ウクライナ戦争の継続・長期化を招いています。マージョリー・テイラー・グリーン米共和党下院議員は最近、米を筆頭とする西側諸国の対ウクライナ武器送付を批判し、「ウクライナが必要としているのは戦争ではなく、平和である」と語りました。