仏警察が、イラン反体制派テロ組織の集会を中止に追い込む

フランス警察が、同国の首都パリで開催が予定されていたイラン反体制派テロ組織MKOモナーフェギンの集会を中止に追い込みました。

ロイター通信によりますと、フランス警察は声明の中で、モナーフェギンの集会中止の理由として、治安上の問題や公安秩序の混乱が生じる可能性を挙げています。

これに先立ち、フランスの新聞ル・モンドは、モナーフェギンのこの集会について、「モナーフェギンの集会に参加する人々の大半が何のためにこの集会に参加するかを把握しておらず、単に数日間のパリ訪問及び資金受領を提案されていることから、この集会の主催者らに歩調を合わせている」と報じました。

イランでイスラム革命が勝利した1979年以来、モナーフェギンを初めとする各反体制派テロ組織により、イランの政府関係者や市民ら1万7000人以上が暗殺され、殉教しています。

アメリカは当初から、モナーフェギンに対し資金援助や政治・プロパガンダ的支持を行い、イラン国民に対する同組織のテロ行為という犯罪を支持してきました。

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