バイデン米大統領、「イスラエルのガザ再占領は誤り」
(last modified Mon, 16 Oct 2023 12:07:38 GMT )
10月 16, 2023 21:07 Asia/Tokyo
  • バイデン米大統領
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バイデン米大統領が、シオニスト政権イスラエルによるパレスチナ・ガザ地区の再占領は誤りだとして警告しました。

バイデン大統領は15日日曜、米CBSニュースのインタビューで、イスラエルによるガザ攻撃を非難せずに、単にイスラエルに対し戦争法を遵守するよう求めました。

また、米国が西アジアでの紛争に参入する可能性について、「この問題は必要ないと思う」とし、「イスラエルに必要なものはすべて提供されることを保証する」と述べています。

加えて、玉虫色の発言を提起し「イスラエルによるガザ再占領は誤った行動である。しかし、北ではレバノンのシーア派組織ヒズボッラーを、そして南ではパレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスを破壊することは必要である」と語りました。

さらにバイデン氏は、ハマスが完全に排除されるべきかという別の質問に答えて、「そうだ」としたものの、「パレスチナ国家を形成する方法はあるはずだ」と述べました。

また、「ガザ戦争の背後にイランは存在しているか」という疑問については、これに関する明確な証拠はない、としました。

バイデン氏はまた、過去数十年間にイスラエルが引き起こした犯罪には言及せず、パレスチナの抵抗グループの防衛作戦をテロだとし、「テロ攻撃は決して正当化されない」と述べました。


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