米NYで、パレスチナ支持者らが大規模デモを実施
米ニューヨーク市内各地でパレスチナ支持者らがデモ行進を実施し、パレスチナ・ガザ地区の被抑圧民との連帯を改めて宣言しました。
国際通信イランプレスによりますと、ニューヨークではパレスチナ国旗を掲げ、殉教したパレスチナ人の子供たちの遺体を模した人形を担いだ支持者らが、アメリカの行政・軍事機関の本部前に集まって行進し、ガザ侵略に対するアメリカのイスラエル支持の姿勢を非難しました。
参加者らはまた、反シオニスト集会を開き、バイデン米大統領とブリンケン国務長官がイスラエルによるガザ地区のパレスチナ市民虐殺に直接関与していると訴えました。その後、市内のズコッティ公園前に集まり、「パレスチナに自由を」などのスローガンを連呼しました。
また、マンハッタン地区にある裁判所の階段を上ってパレスチナ国旗を掲げ、警察が排除しようとする場面もありました。
28・29両日に行われたこのデモには、多数のユダヤ教律法学者らも参加し、ガザ地区でイスラエルが引き起こした犯罪を非難しました。
この他、ニュージーランド・オークランド市をはじめとした世界各地でもパレスチナ人支持者らがデモを開催し、ガザ地区の人々に対するイスラエルの犯罪を非難しています。
こうした中、イエメン国内各都市では29日金曜、ガザ市民を支持する大規模なデモが開催されました。
2023年10月7日以来、イスラエルは西側諸国の全面的な後方支援を受け、パレスチナ・ガザ地区とヨルダン川西岸において、無防備のパレスチナ被抑圧民に対して大規模な虐殺を開始しました。
イスラエルのガザ攻撃開始以来、女性と子供が大半を占める2万1320人のパレスチナ人が殉教し、ほか5万5603人が負傷しました。