アメリカ大統領が、国内での階層格差の拡大の事実を認める
(last modified Sat, 15 Oct 2016 13:06:56 GMT )
10月 15, 2016 22:06 Asia/Tokyo
  • アメリカ大統領が、国内での階層格差の拡大の事実を認める

アメリカのオバマ大統領が、アメリカ国内での貧困や階層、人種間の格差の拡大の事実を認めました。

オバマ大統領は14日金曜、オハイオ州で演説し、「アメリカには今なお、請求料金を支払えない人々、ローンの支払いができない大学生、子供が病気になっても医者に見せられない親がたくさん存在している」と語っています。

また、「我々は確かに、これまで数多くの進歩を遂げてきたが、全ての人々が、ワシントンDCでの政治的な行き詰まりや、日ごとに高まる人種間の格差を懸念しており、こうした問題は今なお存在する」と述べました。

さらに、「工場の閉鎖により失業し、現在もその状態にある労働者がいる」としています。

オバマ大統領はさらに、アメリカ大統領選挙での民主党候補のヒラリー・クリントン氏に対する支持を表明しました。

また、オバマ大統領は共和党候補のトランプ氏の見解はアメリカに暗黒の将来をもたらすと予想されることを、暗にほのめかしています。