Pars Today

韓国の野党が、パククネ大統領が自身の辞任に関する問題を国会に委ねるとした提案を拒否すると共に、「大統領の弾劾に向け、努力を継続する」と表明しました。

ロイター通信によりますと、韓国の野党は与党セヌリ党の議員に対して、この努力に加わるよう求めました。

パククネ大統領は29日火曜、国会に対して、自らの辞任の方法と時期を決定するよう求めました。しかしながら野党はこの提案を拒否し、それを弾劾を阻止するための時間稼ぎだとしました。

韓国の野党は国会で過半数の議席を占めており、大統領の弾劾訴追案を可決することができます。

野党は、大統領の提案に関して与党と協議することはないと表明しました。

韓国国民党の党首は、「2日金曜にこれに関する計画を国会に提出するだろう」と述べました。同党首もまた、大統領の前には弾劾しか残されていないとしています。

韓国の政治危機は、大統領の友人が国政に介入していた疑いが明らかになったことにより始まりました。

この問題が明らかになったことで、韓国人数百万人が各地で大規模なデモを行い、大統領の辞任を求めました。