フランス厚生大臣、「マルティニーク島で7000件以上のジカ熱感染が報告」
2月 27, 2016 21:57 Asia/Tokyo
フランスの厚生大臣が、同国の海外県のマルティニーク島で7000件以上のジカ熱の感染が報告されたとしました。
フランスの新聞ル・フィガロのインターネットサイトによりますと、トゥーレーヌ大臣は26日金曜、大西洋に浮かぶマルティニーク島のフォール=ド=フランスで、2015年12月から現在まで、マルティニーク島で7600人以上がジカ熱に感染していることを明らかにしました。
また、「今後数週間以内に、この島の大学病院に5800万ユーロの支援を提供する」としました。
妊婦がジカウイルスに感染することで胎児が感染し、小頭症児が生まれる可能性があるとされています。
世界28ヶ国やアメリカ大陸、カリブ海地域で、ジカ熱の感染が報告されています。
現在まで、ジカ熱のためのワクチンは開発されていません。
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