英国の銀行役員の給与は一般行員の237倍
2月 25, 2019 20:57 Asia/Tokyo
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英国の銀行
英国の銀行役員は、一般の行員の237倍の給与を受け取っています。
ロイター通信によりますと、英国大手銀行の取締役は、一般行員の平均給与の120倍の給与を受け取っており、これは銀行行員の最低賃金の237倍にもなっています。
英国最大の銀行であるロイズ銀行グループは、最高の給与格差を記録しており、最高経営責任者(CEO)は一般行員の年間平均給与の169倍を受け取っています。
この給与格差は、このグループが支払う最低賃金の237倍にもなっています。
英国の銀行は最近、年間財務報告に加えて給与額を発表しています。来年の2020年には取締役の給与を平均給与と、上限及び下限給与額に合わせることを余儀なくされます。
近年、英国では女性と男性の給与格差に注目が集まっており、金融企業は女性と男性の給与格差に関する報告を求められています。
中・低所得層の問題を扱うシンクタンク、レゾリューション・ファンデーションの調査結果によりますと、イギリスのEUからの離脱「ブレクジット」をめぐる国民投票後、インフレ率の上昇を伴う4年間の生活費補助の停止により、英国の最貧困層の状況は悪化を続けています。
英国の中央銀行であるイングランド銀行も以前から、景気低迷に関する報告書の中で警告を発しています。
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