「黄色いベスト」運動により、仏・シャンゼリゼ通りの観光産業が凋落
6月 02, 2019 20:14 Asia/Tokyo
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フランスのシャンゼリゼ通り
フランスパリ市内の目抜き通りとされるシャンゼリゼ通りで、同国の反政府運動「黄色いベスト」運動の開催に関する政府の制限措置により、ここを訪れる観光客の数が激減しています。
フランスのBFM TVによりますと、世界で最も美しいとされるシャンゼリゼ通り周辺の通りや商店は、黄色いベスト運動が始まって以来繁栄を失っており、公共の交通機関の行き来が停止され、商業関係者はこの数ヶ月間失業状態だということです。
この報道ではまた、シャンゼリゼ通りを訪れる観光客の数も減少しており、この通りの通行人らは黄色いベスト運動の抗議者と警察の衝突を恐れ、ここを足早に去っていくということです。
フランスでは、昨年11月17日から同国のマクロン大統領の政策に反対する「黄色いベスト」運動が発生しています。
マクロン大統領は今年4月、抗議行動の沈静化をはかるために、減税などの策を講じましたが、市民の抗議行動は依然として続いており、抗議者はマクロン大統領の辞任を求めています。
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