ロシア外相、「イランのウラン濃縮濃度引き上げはIAEA保障措置協定への違反ではない」
7月 10, 2019 02:20 Asia/Tokyo
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ラブロフ外相
ロシアのラブロフ外相が、「イランがウラン濃縮の濃度を引き上げたことは、IAEA国際原子力機関保障措置協定への違反ではない」と語りました。
ロシア・インターファクス通信によりますと、ラブロフ外相は9日火曜、「わが国は、核合意をめぐる明白な提案に関して議論するための会合の開催を促す用意がある」と述べています。
ロシア外務省は8日月曜、イランとの間に締結した核合意に残留している国々の外相急会合の開催を提案しました。
イランが核合意の相手側に対し責務履行のために与えていた60日間の猶予は、今月7日期限切れとなっています。
イランが最近、核合意に定められた責務の縮小に踏み切ったのは、アメリカがこの合意から一方的に離脱したことや、同国による圧政的な対イラン制裁の行使、並びにヨーロッパ諸国による核合意内の責務不履行を受けてのものです。
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