新型肺炎の中国国外への拡大により、米証券取引所が過去2年間で最安値を記録
2月 25, 2020 21:41 Asia/Tokyo
中国国外での新型コロナウイルスの蔓延に伴い、アメリカの証券取引所が過去2年間で最安値を記録しました。
ロシア・スプートニク通信によりますと、ダウ・ジョーンズ株価は1000ポイント下落し、3.7%値下がりしています。
S&P500も、マイナス3.5%となり4%近くになっています。
旅行各会社の株価も、アップル社、フェイスブック、マイクロソフト、アマゾン、アルファベットといった知的産業各社の株とともに史上最大の下げ幅を記録しており、合計で2500億ドルの含み損となりました。
航空会社の株も大きく下がっており、アメリカのデルタ航空とアメリカン航空はいずれも7%低下しています。
これに対し、アメリカの製薬会社の株は、新型コロナウイルス用ワクチンの製造を目指していることから、大きく値上がりしています。
ヨーロッパの証券取引所も値下がりを記録しており、イギリスとドイツの証券取引所ではいずれも3.5%下がっています。
アメリカの証券取引所が、わずか1日で大きく株価の値下がりを記録したにもかかわらず、同国のトランプ大統領はツイッター上で、状況は回復しつつある、と述べています。
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