仏ルノー次期CEO、経営再建に意欲 日産との協力拡大に「できることは何でもする」
6月 20, 2020 18:10 Asia/Tokyo
仏自動車大手ルノーの最高経営責任者(CEO)に就任するルカ・デメオ氏は19日金曜、投資家にポジティブなサプライズをもたらすことができると述べ、経営再建に意欲を示しました。
ロイター通信が19日、パリから伝えたところによりますと、デメオ氏は独フォルクスワーゲン(VW)傘下のスペイン・セアトでCEOを務め、7月1日付でルノーの新CEOに就任します。
年次株式総会で行なった演説では、経営再建に「危機感」を持って臨むとした上で「私は常々、課題に取り組むことが好きだ。皆さんの助けを得て、最高のサプライズ再生を実現したい」と表明しました。
さらに、日産自動車との新規プロジェクトや協力機会の拡大に向け「できることは何でもする」と語りました。
新型コロナウイルス禍の影響で、自動車メーカー各社は一時的な生産停止や販売店の閉鎖に追い込まれています。ルノーの第1四半期の売上高は101億3000万ユーロ(109億7000万ドル)と、前年同期比19.2%減少しました。
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