人種差別抗議運動「BLM」が、ノーベル平和賞候補に
1月 31, 2021 20:46 Asia/Tokyo
ノルウェーの国会議員が、人種差別抗議運動「Black Lives Matter(黒人の命は大切)」が今年のノーベル平和賞候補に推薦されたことを明らかにしました。
31日 日曜のAFP通信によりますと、2013年に米国で立ち上がったBLM運動は、黒人男性のジョージ・フロイドさんが白人警官の拘束下で死亡した昨年の事件を機に、米国内だけでなく世界各地で盛り上がりを見せました。
BLM運動を平和賞候補に推薦したノルウェーのペッター・アイデ議員はこの運動について、「人種的不公平に立ち向かう、最も力のある世界的運動の一つになっている」と述べ、多くの国に広がり、「人種的不公平と闘うことの重要性」について人々の意識を高めたと説明しました。
ノーベル賞の候補推薦資格は、各国の国会議員や閣僚、受賞経験者、著名な学者ら数万人が有しています。
アイデ議員は、「米国だけでなくヨーロッパやアジアにおいても、主な問題の1つは、不公平が元になっている紛争の拡大である」と述べています。
アイデ議員自身、かつてロシアと中国からこの賞に推薦された人権活動家であり、この運動は極めて広範で、「これまでとは異なる」と述べています。
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