コロナ・デルタ株、米国で流行の恐れも 専門家が警告
(last modified Tue, 29 Jun 2021 11:24:03 GMT )
6月 29, 2021 20:24 Asia/Tokyo
  • 米国でのコロナ
    米国でのコロナ

インドで初めて確認された新型コロナウイルスの変異株(デルタ株)が今後、米国内の一部の州に局地的な大流行をもたらす可能性が高いと、専門家が警告しています。

トランプ前米政権で食品医薬品局(FDA)長官を務めたスコット・ゴットリーブ氏は27日日曜、米CBSテレビとのインタビューで、デルタ株は、農村部や南部などワクチン接種率の低い地域で多くの感染者が出るとの見通しを示しました。

米・疾病対策センター(CDC)のデータによると、米国民の中でこれまでに新型ウイルスワクチンの接種を済ませた人は46.1%。ただしアラバマ、アーカンソー、ルイジアナ、ミシシッピ、ワイオミングのような州では、接種を完了した人の割合が人口の35%を切っています。

ゴットリーブ氏は各州の知事が医療体制を整備し、接種を推進するべきだと改めて強調しました。

 

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