WHO、「ワクチン接種済みの人もマスク着用を」
6月 30, 2021 18:18 Asia/Tokyo
		- 
					
									コロナワクチン接種  
WHO世界保健機関が、新型コロナウイルス予防ワクチンを必要回数接種した人でも、より感染力の強いデルタ株の拡散を防ぐためマスクを着用するよう勧告を出しました。
WHOのテドロス事務局長は記者会見で、「コロナ変異株への感染が広がっていることで、あらゆる手段すべてを利用する必要性が増しており、人々は衛生プロトコルに従ってデルタ株拡散防止のため行動しなければならない」と述べました。
一方、CDCアメリカ疾病予防管理センターは今年5月、ワクチン接種済みの人はマスク着用やソーシャルディスタンスを守る必要はないと発表していました。
デルタ株は、新型コロナウイルスの変異株で非常に感染力が強く、インドで最初に確認されました。
WHOは、変異株が確認された国の名によるネーミングを避けるため、これに代わってギリシア文字による命名を決定しました。
これに従い、イギリスで最初に確認されたB.1.1.7株はアルファ株、南アフリカで確認されたB.1.351株はベータ株となります。また、ブラジルで発見されたP.1株はガンマ株、インドで発見されたB.1.617.2株はデルタ株と命名されています。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj
タグ