フランスが15％法人税の施行を要請

7月 10, 2021 18:04 Asia/Tokyo

フランスが主要20か国（Ｇ20）財務相・中央銀行総裁会議において、法人税の最低税率を15％にするよう働きかけています。

ロイター通信によりますと、フランスのブリュノ・ルメール経済・財務相は、「我が国はＧ20財務相・中央銀行総裁会議で、世界経済の85％および人口の3分の2を占めているこれらの国々が、各企業の総収入に対し最低15％の法人税を課すことに同意するよう働きかけるつもりだ」と表明しました。

続けて、「この措置は、OECD・経済協力開発機構の協議・意見交換という枠内で実施されるべきだ」としました。

フランスではこれ以前に、政府による人々への納税圧力が高まっためために、裁判所への不服申し立てが増加していました。

2018年5月から続く同国の「黄色いベスト」運動も、増税による燃料の価格高騰への反応が形成のきっかけとなりました。

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