中国が台湾総統と米下院議長の会談を非難、「米と台湾が共謀行為」
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中国外務省が、台湾総統と米下院議長の会談を「共謀行為」と非難し、主権を守ると表明しました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
4月 06, 2023 14:05 Asia/Tokyo
  • マッカーシー米共和党下院議長と台湾の蔡英文総統
    マッカーシー米共和党下院議長と台湾の蔡英文総統

中国外務省が、台湾総統と米下院議長の会談を「共謀行為」と非難し、主権を守ると表明しました。

ロイター通信が、中国新華社通信の報道として伝えたところによりますと、同省の報道官は6日木曜、「その行為に対し中国は断固として反対し、強く非難する」とし、「米国と台湾の共謀という著しく誤った行為に対し、中国は国家主権と領土の一体性を守るため、断固とした効果的な措置を取る」と述べました。

マッカーシー米共和党下院議長は5日水曜、台湾の蔡英文総統と米カリフォルニア州ロサンゼルス近郊のロナルド・レーガン大統領図書館で会談を行いました。

マッカーシー氏は中国からの脅威が増す中、台湾への武器納入を加速させる必要性を強調しています。

また新華社によると、中国全国人民代表大会(全人代、日本の国会に相当)外交委員会も6日に声明を発表し、マッカーシー氏の行動は「台湾問題に関して米国が中国に約束したことを著しく破った」と非難しました。

台湾総統が米国で下院議長と会談するのは、1979年の断交後初めてのことです。

 


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